みなさんこんにちは。文系大学生のディーゴです。
今回の記事は大学受験勉強法の地理編です。
社会の中で暗記科目ではないといわれる地理はどうやって勉強したらよいのか、本当に暗記する必要はないのかなどについて紹介していきます。
ほかの科目についてはこちら↓↓
目次
地理ってどんな科目?

最初にも述べましたが地理には暗記のいらない社会科目というイメージがあるのではないでしょうか。
正しい語句を選ぶ問題などが少なく、グラフや表の読み取りが設問の中心になるためそういったイメージがあるのだと思います。
そうはいってもグラフや表の読み取りをするために暗記は必要となります。
日本史や世界史などの歴史科目に比べると暗記する量は少ないですが地理も暗記が必要な科目であるということは分かっておきましょう。
また、短い勉強時間で高得点が取れるという話も聞いたことがあるかもしれません。
当然覚える量が歴史科目に比べて少ないので短時間の勉強でそれなりの点数を取ることができます。
しかし、9割以上を目指そうと思うと不確定要素の多い地理は社会科目の中で最も難しいといえます。なので、短い勉強時間で八割とりたいという人にお勧めしたい科目となります。
社会で9割以上取ってアドバンテージを得ようと思っている人は歴史科目や倫理政経を選びましょう。
系統地理と地誌

ここでは地理という科目の具体的な内容について紹介していきます。
地理という科目は大きく分けて「系統地理」と「地誌」に分かれます。
系統地理とは地域に関係なく、気候や地形、産業、経済について学ぶ分野、それに対して地誌とは地域ごとに具体的な内容を学ぶ分野となっています。
地理の勉強法

ここでは地理の勉強法を具体的に紹介していきます。
①最初は過去問に手を付けず知識の土台を作るべし
地理はほかの科目と違って過去問や問題集を解きながら学習していくという方法をとるべきではありません。というのも、地理は持っている知識を使って問題を解く科目なので全く知識がない状態で問題演習をしても意味がないからです。
まずは、問題を解くための知識を参考書や教科書を使って定着させましょう。
過去問を解くのは試験本番一か月前でも間に合います。
あせらず、知識の定着に時間を割きましょう。
②系統地理→地誌の順番で勉強すべし
先ほど紹介したように系統地理が地域に関係なくいろんな要素を学ぶ分野、地誌が地域別により詳しく学ぶ分野となっています。
このことからも分かるように、まず系統地理から学ぶことで系統地理で学んだことを地誌で活用することができます。
系統地理で気候や地形、産業の種類や特徴を覚え、地誌でより具体的に地域ごとにどのような特徴があるのかを覚えていきましょう。
また、系統地理を学習する中でまず覚えてほしいのがケッペンの気候区分になります。
これは、降水量や気温によって世界中の地域を分けたものです。
人間の営みや動植物の分布などは気候から大いに影響を受けており、ケッペンの気候区分を覚えることでその後の学習がスムーズになります。
ぜひケッペンの気候区分から学習しましょう。
系統地理を学習した後はその知識をもとに「地域ごとのより具体的な内容」=地誌を学習していきましょう。
地誌では各地域の主要な農産物や人の暮らし、歴史などを覚えなければなりません。
しかし、これらは気候や地形に大いに影響を受けるため、系統地理をしっかり学習すれば定着も早くなるでしょう。
ぜひ系統地理→地誌の順番で勉強してみてください。
③地図帳をうまく使おう
地理の勉強をする上で欠かせないのが地図帳です。
知識の定着から問題演習後の復習までしっかり活用しましょう。
使い方は簡単です。地図帳に学んだことや覚えないといけないことをメモしていきます。
これをすることで手を動かしながら暗記することができ効率アップにつながります。
また、自分でメモをすることであなた専用の参考書となり自分が苦手なところ、必要だと思うところがまとまっていきます。
地図帳にメモをすることで、文字ではなくビジュアルで地域の特徴を覚えることができ、イメージしやすいという効果も得ることができます。
参考書や教科書で勉強するときはもちろん、過去問演習でわからなかった問題などもすべて地図帳にメモするようにしましょう。
④知識の土台ができたら演習あるのみ
①から③で知識の土台ができたら、あとは過去問を使って演習をしていきましょう。
特に問題を解き終わった後の解説を読む時間がとても重要です。
地理だけではなく社会全般に言えることですが、解説が問題の背景知識や関連事項などの説明もしてくれておりこれを読むだけでもとても勉強になります。
丸付けして終わりではなく、必ず解説を読みましょう。
また、確信がなかったけど解けた問題はしっかり教科書や参考書に戻り復習するようにしましょう。
地理は暗記事項が少ない分、その暗記事項を覚えていないと安定して点数を取ることができません。
過去問に出てくる知識は必須事項なので、少しでもあいまいな時はしっかり復習しておきましょう。
⑤必要な教材
ここでは必要な教材について紹介していきます。
地理を勉強するうえで必要な教材は教科書、市販の参考書、地図帳、過去問の四つです。
この四つだけで十分合格点を取ることができます。
教科書と地図帳は学校の授業で使っているもので大丈夫です。
過去問は受験する大学のものがあれば十分ですが不安な人は問題傾向が似ているものを探してそれを解いておきましょう。
最後に市販の参考書についてですがこれはお勧めのものを紹介しておきます。
僕がおすすめするのは「地理bの点数が面白いほどとれる本」です。
この一冊をしっかり読み込めば地理の問題を解くうえで必要になる知識はほとんど定着します。
名前が少し胡散臭いですが、内容はとても良いのでだまされたと思って使ってみてください。
最後に

今回は地理の勉強法について紹介していきました。
受験において軽視されがちな地理ですがその文しっかり点数を取れば周りと差をつけることができると思います。
比較的短時間で八割に乗せることができるのでぜひ、この記事を参考に勉強してみてください。
また、ほかの科目の勉強法も紹介しているので興味のある方はぜひ見てみてください。
英語編part1→https://bloginvictus.com/文系学生の塾なし大学受験勉強法%ef%bd%9e英語の基本編/
英語編part2→https://bloginvictus.com/文系学生の塾なし大学受験勉強法%ef%bd%9e英語の応用編/
数学編→https://bloginvictus.com/文系学生の大学受験勉強法%ef%bd%9e数学編%ef%bd%9e/
国語編→https://bloginvictus.com/文系学生の国公立受験勉強法%ef%bd%9e国語編%ef%bd%9e/
世界史編→https://bloginvictus.com/文系学生の大学受験勉強法%ef%bd%9e世界史編%ef%bd%9e/