どうもこんにちは!ゆーくんです!
大学受験も一段落し、そろそろ浪人も決まり始める時期です。
予備校に通う人や自宅浪人(宅浪)をする人の中で、アルバイトをするか迷っている人もいると思います。
実際、予備校は年100万以上もかかりますし、宅浪の人は教材や勉強場所に費用がかかります。
そこで、浪人中にアルバイトすると影響はあるのか、辞める時期といったことについて、経験談も交えて解説していこうと思います。
浪人生の方は是非参考にしてください!
目次
浪人を失敗する確率が上がる
浪人の成功率は一般的に何%と言われているか知っていますか?
浪人して大学合格する人が60~70%
現役より成績が上がる人が20~30%
第一志望に合格する人が10~20%
と言われています。
浪人を成功させる人がこれほど少ない中で、さらに勉強時間を削ってアルバイトをするとなると、差を埋めるのはとても難しくなります。
成績の上昇=勉強量×勉強の質なので、勉強の質を上げないといけないことを強く意識しましょう。
浪人をする人は旧帝、早慶上智レベルの難関大学を狙う人が多いです。
難関大学を受験する人は勉強を苦に思う人は少なく、10時間くらいは普通に勉強します。さらに、勉強の質もある程度良い傾向があります。
結論から言うと、難関大学志望の浪人アルバイトの合格率はとても低くなるので、オススメしません。
バイトをする必要はあるのか(宅浪、予備校浪人)
家庭の金銭面でアルバイトをしなければいけない人を除いて、アルバイトに迷っている人向けにお話しします。
予備校浪人のアルバイト
予備校生は授業カリキュラムがある程度決まっているので、バイトをする=自習時間を削るを意味します。
つまり、予習復習がおろそかになり、勉強の質も低下してしまう可能性があります。
予備校は質の高い授業を提供し、自習時間の予習復習で身に着けてもらうというスタイルがほとんどです。
しかし、このスタイルがアルバイトによって崩れてしまい、予備校の意味が無くなる危険性があります。
予備校に通いながらのアルバイトはオススメしません。(できるだけ辞めておきましょう)
宅浪のアルバイト
結論から言うと、やりすぎず有効に利用するならありです。
宅浪生は生活リズムの乱れや孤独によるストレスとの闘いがよく起こります。
朝にアルバイトを入れることで、昼から勉強するといったリズムを作ることができたり、人と喋ることで精神的ストレスも和らいだりします。
しかし、時間を失うのはもちろん、逆に人間関係に悩んだりといったデメリットも存在します。
宅浪アルバイトについて詳しく知りたい方は【宅浪必見】バイトしながら宅浪は成功できるのか? も参考にしてください。
浪人アルバイトで得られるもの(メリット)
金銭的負担が減る
浪人生はかなりお金がかかります。予備校費はもちろん自習する場所、教材、交通費など。
浪人は親の協力によって成り立っています。その金銭面を少しでも負担することで、精神的にも気が楽になります。
また、教材や勉強環境にお金を投資することで勉強の質を上げる手助けになります。
人とコミュニケーションをとれる
毎日机に向かって勉強していると、人と喋ることが少なくなります。
人と喋らないと心と体が不健康になったり、脳の働きが低下したりします。
アルバイトをすることで人と接する機会ができ、コミュニケーションをとることができます。
浪人時代、病んでしまったって話はよく聞きます。アルバイトはそれを防ぐ効果があるのかもしれません。
生活リズムを整える
宅浪生はもちろん、予備校生も授業がない日は、一日をだらけてしまったり、昼夜逆転をすることがざらにあります。
僕は、昼に起きて、寝すぎてしまったことに絶望しているうちに夕方に。。ということがとても多かったです。
そんな時に、アルバイトを朝に入れると、昼から勉強することが可能になります。
このように、アルバイトの力を借りて、生活リズムを整えることで浪人生活をコントロールしている人もいます。
浪人アルバイトで失うもの(デメリット)
勉強する時間
最大のデメリットとして勉強する時間が無くなります。
少し前でも話したように、予備校生は自習の時間を削るので、よっぽどの理由がない限りオススメしません。
志望校と自分の実力が大きく離れていると、他の志望する受験生のレベルに追いつくために勉強量を削ることは致命的です。
アルバイトをするなら、少ない時間にして、できるだけ勉強にあてれるようにしましょう。
疲労が溜まる
アルバイトをするときに無視されがちですが、疲労が溜まります。
朝バイトして、昼から勉強しようと思っても、昼ごはん後の眠気とバイトの疲労で勉強に集中できないことが多々あります。
短時間でお金を稼ごうと、高時給のバイトをしようとする人が多いです。
時給の良いアルバイトは基本的に疲労が溜まりやすいです。
アルバイトを選ぶときは、疲労が溜まりそうかにも目を向けてみましょう。
後悔の原因になる
もし浪人を失敗してしまったとき、人は必ず失敗した原因を考えてしまいます。
アルバイトをしていなければ、もっと勉強に時間をあてれて、合格できたかもしれないと後悔する人は多いです。
お金を稼ぐことは社会人や大学生になってからでもできます。
大切な浪人期にアルバイトをする必要性について、今一度考えてみるのもいいかもしれません。
浪人生にオススメのアルバイト
家庭的な事情やこの記事を読んだ上でアルバイトをするという方に向けて【浪人生必見】勉強と両立!おすすめアルバイト5選にオススメのあるバイトを紹介してます。
アルバイトをいつまでするのか良いか
直前期(12月、1月、2月)は試験も近づき、過去問や苦手分野の復習、最後の詰め込みなどやることで溢れています。
試験前の緊張感で、勉強に対するモチベーションも上がってくる時期なので、直前期にアルバイトをするのは控えましょう。
焦りや不安もでてきて、勉強から逃げたくなる時もあります。
アルバイトという逃げ道を残さないように、11月には最低でも辞めておきましょう。
志望校まで少し差がある、間に合わないかもという人は、10月頃にはバイトを辞めて、勉強に集中しましょう。
浪人生のアルバイトまとめ
浪人の成功確率はそこまで高くありません。
その中で、浪人とアルバイトを両立させるのはとても難しいです。
予備校生は家庭的事情でアルバイトをしなければならない人以外は、手を出さないほうがいいです。
親にとって浪人中の費用が楽になるよりも、子どもが志望校に合格してくれることのほうが嬉しいです。
アルバイトをする人は、その思いを忘れず、両立させて浪人生活を成功させてください!