みなさんこんにちは。文系大学生のディーゴです。
今回のブログでは高校入学時最下位争いをしていた僕が現役で阪大に合格した時の勉強法を紹介したいと思います。
目次
僕の高校時代
話は中学時代にさかのぼります。中学時代神童とあがめられていた僕は同年代で自分より賢いやつはいないと本当に思っていました。
地元の学習塾に通い成績は常に断トツの一番、先生に気に入られ学級委員をするなど天狗になるには十分な条件がそろっていました。
順風満帆の中学生活を送った僕は府内でも有数の公立高校に意気揚々と入学することになります。
しかし、ここから僕の転落人生が始まったのです。
僕が育った地域は学力最下位の大阪の中でも三本の指に入るほど低学力の地域で宿題をする文化などなかった僕は春休みに渡されていた高校の課題を終わらせることなく、始業式の日に早朝から学校へ行き教室で答えを写すことに必死でした。友人に後から聞いたのですが、僕は入学早々やばいやつだとうわさされていたらしいです。
案の定、四月の頭にあった学力テストで下から三番目という今までに経験したことのない不名誉な順位を獲得しました。このとき、僕はあほキャラの地位を完全に確立しました。その速さは驚異の入学して一週間というもので。中学では優等生だった僕の伸び切った鼻はこの時完璧にへし折られ、抗うこともなくあほキャラを受け入れました。
ここから三年あほキャラとして生きていくことになった僕は、二年生の後半までは補修常連で授業で当てられては珍回答を求められる始末。僕に反撃のチャンスは与えられませんでした。
しかし、三年生の夏部活が終わると同時に僕の勉強魂に火が付きました。塾に通うやつはダサいという持論が僕にはあり、親から塾を進められるもかたくなに断っていました。今となっては塾に行っておけばよかったと思うこともありますが、逆にやる気を失っていたのかもしれないので結果オーライです。
そして、怒涛の追い上げを見せた僕はめでたく現役阪大合格という勲章を獲得しました。
僕の勉強法
前述の通り塾に通わなかった僕は平日は夜七時まで学校で自習をし帰宅、土曜日も学校で朝イチから夜七時まで自習、日曜日は早朝から息抜きとして漫画喫茶に行き漫画を読んだ後午後に市立図書館で勉強というサイクルで受験勉強に取り組みました。
その中で僕が意識したことが三つあります。これを守ればあなたも逆転で現役阪大合格です。
①メリハリをつける
僕はメリハリをつけることをとても重視しました。集中力が長く続かない僕は短期集中するため、勉強の時間と息抜きの時間を完全に分離しました。
まず僕は家では勉強しないという自分ルールを作りました。そうすることで、家で勉強してはいけないのだから学校でするしかないという考えになり集中して取り組むことができたと考えています。
また、毎週日曜日の漫画喫茶もメリハリの一つです。毎週自分にご褒美を上げることで普段の勉強のやる気を高めました。漫画喫茶後の図書館での勉強はいつもの倍の集中力だったと思います。
②一つの教材を極める
僕は教科ごとに一つずつ参考書を固定しそれを何周もするという勉強法を編み出しました。これはむやみやたらにいろんな教材を忙しそうに説いている塾通い勢への無意識の対抗だったのかもしれませんがこれが僕の一番の合格の秘訣だといっても過言ではないと感じています。
僕はこの方法を極め、問題を覚えるレベルまで同じ問題を解き続けました。
主要教科に関してはどの教材を使ったのか後で紹介します。
③単語帳は電車でしかやらない
この世で一番無駄な時間って何だと思いますか?僕は移動時間だと考えています。(現在一時間半以上かけて大学に通っている僕が言えることではないですが)
移動時間はついついスマホを触ってしまったり、寝てしまったりと何の役にも立たない時間が日々繰り返されています。
高校生だった僕はこの時間を有効活用するために電車以外で単語帳を見てはいけないという自分ルールを設けました。そうすることで、単語力が不安だった僕は電車で無駄な時間を過ごすことなく、勉強時間として移動時間を消化することに成功しました。
これは完全に作戦勝ちだったと今でも思っています。
僕の受験結果
上記の勉強法で僕は阪大に合格しました。
しかし、上記の勉強法を見てこいつはなぜ合格できたんだと思った人もいるのではないでしょうか。その質問には明確な答えがあります。
それはセンター試験に全振りしたためです。
阪大を受けようと思っている人は知っているかもしれませんが大阪大学の文系学部はセンターで合否が決まるといっても過言ではないほどセンター試験の点数を重視しています。(センター試験から共通テストに変更してもこの傾向は変わらないと思います)
私は見事九百点中八百五点という快挙を達成し余裕をもって二次試験に臨むことができました。
なのでもし受験まで時間がないという人は二次試験を一度捨てセンター試験に全振りするのもよいかもしれません。
使った教材
数学・・・青チャート
僕は数学の勉強をこれ一つで乗り切りました。
勉強法としては例題をすべてできるようになるまで説くというシンプルなものです。
できた問題は印をつけ間違った問題だけ復讐するという方法をとれば終盤は一日一周というペースも可能となってきます。
やり続けるうちに楽しくなってくるのでそこまで頑張ってみましょう。
正直青チャートさえできれば二次試験も余裕で解けます。
英語・・・vintage,シス単
英語は文法と単語を気合で覚えましょう。それさえできればあとは過去問をやり続ければおのずと点数は上がってきます。
とりあえず、頑張りましょう。
世界史・・・学校で配られた図表
世界史は図表を丸暗記する気持ちで読み続けましょう。これを覚えてしまえばあなたは無敵です。
問題ばっかり解いて自己満足にするぐらいなら、図表を読み込んで暗記したほうが何倍も実力が付きます。
世界史は図表オンリーで大丈夫です。
生物化学・・・学校の教科書
生物化学はともに学校の教科書をしっかり読んでおきましょう。
基礎科目なので教科書で十分九割とれるようになります。
国語、地理・・・過去問
ほかの科目でも過去問を解くのはもちろんですが国語と地理に関しては過去問を何周もするのが一番だと思います。
古文単語や文法、漢文の対策も必要ですが、とりあえず過去問を解くに限ると思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
僕のようなへなちょこでも勉強量と方法さえしっかりしていれば国立大学に合格することができています。
今勉強に苦しんでいるあなたも努力すれば必ず大丈夫です。
常に希望をもって受験勉強頑張ってください。