みなさんこんにちは。文系大学生のディーゴです。
この記事では高校入学当時、下から三番目の成績だった僕が塾なし現役で阪大に合格するまでの過程を時系列順に紹介してきます。
「大学受験の勉強スケジュールが分からない」、「逆転で大学に合格したい」という人は参考にしてみてください。
また、記事の最後に各教科の勉強法の記事も紹介しているのでそれも参考にしてみてください‼
高校一年生

僕の高校生活は大きな失敗から始まりました。
学校が始まり、僕は一番最初のテストで下から三番目というひどい成績を取ってしまったのです。
そこから、クラスではあほキャラ扱い。特に、古文や英語、社会などの文系科目が苦手で補修の常連でした。
しかし、高校一年生にはまだ勉強の大切さがわからず、そこまで深刻に考えていませんでした。
数学や物理など自分の得意な科目の授業はしっかり聞き、テストでもそこそこの点数を取っていましたが苦手な文系科目に関してはやる気が出ず、よくわからないまま授業が進み、常に赤点を取っていました。
こんな状況の中訪れた進路希望調査。僕が通っていた高校では二年生から文系と理系でクラスがわかれるので一年生の三学期には文理選択をしなければいけませんでした。
文系科目が苦手だった僕は周りの人から「当然理系をえらぶのだろう」と思われていましたが、その予想に反し、ぼくは文系に進むことを決めました。
客観的に見るとばかな選択だったと思います。しかし、僕は迷わず文系を選んだのです。
- 一番仲の良かった友達が文系を選んだ
- 文系のほうが楽らしいといううわさを聞いた
- 将来研究を仕事にするのが嫌だった
理由は上の通りです。振り返ってみればあほみたいな理由で選んでいるなと思います。
正直、文系理系について知識があまりなく、イメージだけで選んだことは否定できません。
将来を大きく左右する文理選択をこんな形するのは絶対によくありません。
後悔しないためにも文理選択はしっかり情報を集め考えて決めましょう。
反省を生かして文理選択について書いた記事もあるのでよかったら参考にしてみてください。
こんな感じであほキャラとして過ごした高校一年生は勉強だけを見れば大失敗でした。
しかし、部活や学校行事、普段の友達との遊びなど勉強以外のことに関してはとても充実しており後悔は全くありません。
正直僕は一年生の間は最低限の勉強量で残りの時間を楽しい高校生活に費やすべきだと思っています。
テスト前などは当然勉強するべきですが、普段から遊ぶ時間を削って勉強するよりはメリハリをつけて遊ぶほうが大切だと思います。
この経験が受験期の頑張りにきっとつながります‼
高校1年生のまとめ
- 一番最初のテストであほキャラになる
- 文系科目苦手なのに文系を選択
- 成績は下の下
高校二年生

高校二年生になり、クラス替えが行われました。
人数の関係からか完全に文系クラスにはならず理系と文系が半分ずつのクラスとなりました。
他クラスにも広まっていた僕のあほキャラは一瞬で新しいクラスでも定着し、脱することはかないませんでした。
二年生になっても僕の勉強に対する考えは変わらず、勉強量でいうと授業は予習復習はせず受けるだけ。テストの点数も変わらず英語や古典は相変わらず補修常連でした。
夏休みは部活で忙しく勉強どころではありません。本当に部活ばかりやっていました。
そして夏休みが明け、2学期の開始です。
そこでクラスメイトや部活のチームメイトが塾に通い始めます。受験を意識し始めたのです。
この変化に対しても僕は非常に楽観的でした。
「部活もあるしまだ大丈夫だろ」と考えていたのです。
しかし、その考えとは裏腹に今思うとテスト前の勉強量は少しずつ増えていたのかなと思います。内心焦っていたのかもしれません。
そのおかげか徐々に点数は上がっていき、成績は中の下まで上昇しました。下の下からだと考えるとしっかりとした進歩です。(しかし変わらず英語と古典の補修は引っかかっていました。)
徐々に上がってきた成績でしたが僕にべったりとこべりついた「あほキャラ」というレッテルがはがされることはありませんでした。(イメージを変えることって本当に難しいです)
徐々に上向いてきた成績に対して、学校生活も変わらず楽しく充実していました。
部活は相変わらず忙しかったのですが修学旅行などのメインイベントが二年生ではあったのでとても楽しかった記憶があります。
高校2年生のまとめ
- あほキャラは変わらず文系科目は補修の常連
- 周りが塾に行きだし勉強量が少し増える
- 成績は中の下
(番外編)二年生終了時の学力

「中の下といってもどのぐらいかわからない」という人が多かったのではないでしょうか。
三年生について書く前にここで僕の二年生終了時の学力を科目別に紹介しておきます。(国数英は二年生で受けたセンター試験の点数を大体で書いておきますが正確な数字ではありません)
英語 | センター4割ぐらい 単語帳をやり始めていない 週に一回の例文暗唱テストはしっかり勉強していた。 |
古典 | 国語全体でセンター6割ぐらいだったが古典だけで見ると4割ぐらい 助動詞や活用票はうろ覚え 古文単語はテスト前に覚えただけ 漢文は返り点ぐらいしか覚えていなかった。 |
現代文 | 現代文だけで見るとセンター8割ぐらい 比較的得意だった |
数学 | ⅠAセンター5~6割 ⅡBセンター4~5割 得意だった。 センターはあまり解けなかったが定期テストではサクシードレベルの問題は解けていた |
世界史 | 定期テストで常に4割切る、授業以外で勉強した記憶がない |
地理 | 定期テストで4~5割 テスト前の勉強だけ |
生物基礎 | テスト前の勉強だけ 細かい単語などは覚えていなかったが計算問題は得意だった |
化学基礎 | テスト前の勉強だけ 細かい単語などは覚えていなかったが計算問題は得意だった |
高校三年生

部活を引退するまでは勉強に対するスタンスは変わらず成績も中の下で安定していました。
部活を引退してからは勉強のやる気も高まりましたが体育大会があったためその準備であまり勉強はできませんでした。
しかし、体育大会が終わった六月。ここから僕の大学受験の本格的な開始です。
このタイミングで志望校を阪大に決めた僕は
平日は朝練の習慣を維持して7時に学校に行き始業まで勉強、放課後も19時まで学校で自習をしていました。
土曜日は学校で9時から17時まで自習、日曜日は地元の図書館で12時から17時まで勉強としっかり受験勉強をしていたと思います。
塾通い勢に負けられないという思いでがむしゃらに頑張っていました。
一方メリハリを大切にしていた僕は日曜日の午前中を完全のオフと決め、毎週早朝から漫画喫茶で息抜きをしていました。(これが勉強の質を高めていたと信じています。決してさぼっていたわけではありません)
僕の受験の極意は「メリハリを大切に」です。
勉強時間に関しては受験当日までこのペースを崩すことはありませんでした。
やばいからといって勉強量を増やしてしまうと余裕のある日にさぼってしまう気がしたので時間を固定したのです。なので上に書いた時間以外では電車の中で単語を覚えていた以外は全く勉強していません。
こんな感じで勉強していた僕ですが、思うように点数は伸びず模試では常にD判定でした。
しかし、あきらめることなくコツコツ勉強しているとやはり結果はついてきました。
いままでマーク模試で8割を超えたことがなかったのに年明けのプレセンターという土壇場で8割を初めて超え、その勢いででセンター本番では8割9分という歴代最高の点数を獲得しました。
阪大の配点だとセンターでこの点数を取れば二次でよほどの失敗をしない限り合格は確実でした。
センター試験から二次試験の間の一か月は少し気が抜けてしまいましたが二次試験愛策を一通りやりました。
二次試験本番も大きな失敗はなく合格を勝ち取ることができました。
高校一年生の時の成績を考えるとこの合格は大逆転合格といえます。
僕の受験は結果大成功で終わりました。
高校3年生のまとめ
- 体育大会が終わった6月に本格的に受験勉強開始
- 塾に通っている奴らには負けられないと思いしっかり勉強
- 阪大に逆転合格
科目別勉強法紹介

僕が実際にやっていた勉強法をもとに塾なしでの大学受験勉強法をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
最後に

今回の記事は高校生活を大学受験を中心に紹介していきました。
受験勉強のスケジュールや実際の勉強法など参考にしてくれると嬉しいです。
最後まであきらめず志望校合格を目指して頑張ってください!