
受験も終わり、思い通りに志望校へ進学できる人、残念ながら思い描く未来とは違った結末となってしまった人それぞれいると思います。
思い通りにいかなかった人の中にも一年浪人し、来年のリベンジに燃える人もいると思います。
今回は浪人を決心したひとたちに向けての失敗しない3月の過ごし方を僕の体験を踏まえて発信していきます!
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目次
浪人のスタイルの決定~宅浪?予備校?~
浪人を決心したらまず決めなければならないのが、予備校に入るか、宅浪するかの疑問です。
宅浪については別記事にまとめてあるのでご参照ください。
予備校と宅浪は人によって向き不向きがあるので、一概にどっちがいいと言えませんが僕は予備校に通っといてよかったとかんじることが多々ありました。
それでは、予備校のメリットデメリットを見ていきましょう。
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予備校のメリット
勉強リズムが勝手に作られる
予備校に通いだすと予備校の授業に出席することになるので、おのずと勉強リズムが作られます。
現役時、勉強計画を立てなかってり、やみくもに勉強していた人は、予備校勉強リズムを作るのをお勧めします。
また、なにから勉強を始めようかわからない状態でも、最初は予備校のカリキュラムに乗れば、勉強の計画も立てやすくなります。
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学習環境の良さ
自習室がしっかり完備されていて集中できたり、予備校によっては食堂がついているところもあります!
予備校に通えば、もちろんですが予備校の先生がいます。
問題集を解いていて、答えを見てもわからないもの、しっくりこないものについて予備校の先生にすぐに質問に行くことができます。
僕自身、すぐに質問に行け疑問を解決できる環境がとてもありがたかったです!
モチベーションの持続
予備校に通うと、周りも同じ浪人生だらけ、周りも勉強しなければならない状況という中に自分の身を置くことで、勉強への危機感を常に持つことができます。
予備校の授業に出ると、講師の熱い言葉でふとやる気が大きく上がることもあり、モチベーションを持続させる起点が宅浪よりもあふれています!
あと、予備校の先生というのは、専門分野の知識のレベルが段違いに違う受験のプロです。
高校の授業で分かっていたつもりのところでも、原理根本からは理解していなかったとめちゃくちゃ痛感することになります。
学問の深いところまで話してくれる先生も多く、それが自分の志望学部の学問の話となれば知的好奇心が刺激され、勉強モチベが爆上がりします。
僕はこの知的好奇心が刺激されたことで1年間勉強のモチベーションが維持できました!
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予備校のデメリット
経済的負担
一番懸念される点だと思います。
予備校にかよえば、なんだかんだ1年間で100万円+αくらいの費用が掛かります。
親に自分の志望大学で、自分がこんな事を学びたいかを熱く訴えお願いしましょう。
また、大手予備校にはスカラーシップ制度のような金銭面の補助を行う制度もあるので気になる方は検討してみてください。
関連記事:【浪人生必見】宅浪生&予備校生にかかる費用を徹底解説
予備校的悪友との付き合いが発生する可能性あり
予備校に行くと周りの影響を受け勉強に励むことがほとんどですが、周りの悪い影響を受けてしまう可能性も存在します。
悪影響を受けてしまえば、リターン0リスク大なので、そうならないよう気を付けましょう。
少し詳しく下記の記事にも書いてるので参照にしてください。
自分のレベルに合わないと大変
予備校のカリキュラムに沿って、それを中心に勉強していくのが基本となります。
ここで自分のレベルとはかけ離れたクラスやレベルの授業を受けると、その授業の時間、予習、復習が無駄になってしまいます。
ですので、予備校のクラスのレベル選びは慎重に行いましょう。
ぼくの意見とすれば、予習、復習をしっかりがんばればついていけるぐらい、授業の内容が8割以上理解
(予習込みですでに何となくわかるけど、根本的にはあいまいくらいの)
できていること、というのが指標かなと思います。
予備校の決定
予備校で浪人すると決めれば、どこの予備校に行くかが問題になると思います。
先輩や周りからのすすめが強くない限りは個人塾等ではなく、大手予備校に通うことをお勧めします。
具体的には、駿台予備学校、河合塾、代々木ゼミナールの3つから選択することを推奨します。
予備校の先生の中でもトップレベルの講師が集まっているのもありますし、長年の蓄積されたデータから得た
受験対策のカリキュラム、教材が充実しているからです。
僕自身は駿台予備学校で浪人したのですが、環境もよかったのはもちろん、講師の授業がどれもわかりやすく
、面白く、毎回授業を受けるのが楽しみなくらいでした(笑)
各予備校のリンクはこちら
駿台予備学校
https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/index.html
河合塾
代々木ゼミナール
3月のTo Do(やるべき) リスト
基礎の勉強
予備校を決めたら3月何の勉強をすべき?
どのくらい勉強したらいいの?
その結論は、
勉強は最低限のみで大丈夫
です。
英単語を覚える、予備校のテストがあるならそれに備えるで十分だと思います。
4月から勉強リズムを作るを意識してその下準備をすることを意識してやっていきましょう。
遊びも大事?
高校卒業して卒業旅行に行く予定がある、受験が終わって遊ぶ予定がある、といった人もいると思います。
僕は3月は全然遊ぶのはOKだと思います。英単語など最低限だけやって、4月からリスタートを切るための
これも準備なんだと割り切って楽しみましょう。
浪人生には、切り替えというのもとても大事になってきます。(切り替えに関しては書くと長いのでまた別記事に書きます。)
それを養うつもりで行きましょう!
最後に
浪人をきめたあなたに1年間、肝に銘じておいてほしいのが
1年間勉強し続けること
です。
1年間勉強し続けることは簡単なようで難しいです。しかし浪人で成功するということ、というより
浪人で成功する唯一かつ絶対的方法がこれなんです。
僕の好きなイチローの言葉を借りると
イチロー「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思います。」
これが本質です。
来年の成功に向けて一年間頑張ってください!