
このような疑問を本記事で解決します。
本記事の内容
- 「青チャート」の教材の特徴
- 「青チャート」のレベルとおすすめの人
- 「青チャート」の効率的な勉強法
- 「青チャート」を完璧にしたその先について
数学を勉強している人なら一度は聞いたことがある「青チャート」について、教材の特徴やレベル、効率的な使い方を徹底解説します!
「青チャート」はFラン高校から阪大に逆転合格したときに使っていた教材で、難関大学を受験する人は特におすすめです。
参考▷▷【逆転合格体験記】Fラン高卒の僕が宅浪アルバイトを経て阪大に合格するまで
僕が実際にしていた勉強法も紹介するので、数学の参考書選びに悩んでいる人の参考になれば幸いです。
目次
青チャートの演習の特徴について

圧倒的な網羅性と分量で、受験数学の基礎固めのバイブルとして位置しています。
基本例題、重要例題、演習例題、の三段階のレベルがあり、志望校のレベルや自分の実力で調整することができます。
メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 受験数学の基礎を網羅できる
- 殆どの受験生が使っているので安心感がある
- 王道の解き方が身につく
デメリット
- 演習問題(EXERCISE)の解説が少し優しくない
- 量が多い
青チャートのレベルとやるべき人

青チャートのレベル
青チャートの問題のレベルは基本的なものから難関大入試レベルのものまで幅広く存在し、段階を踏んで学力を伸ばすことができます。
チャート式の参考書はレベルの高い順から「赤>青>黄>白」となっているので、数学超初心者や青が難しく感じる人は白を一通りしてから戻ってくるのがおすすめです。
青チャートの到達レベルを完璧にすると、王道の解き方は一通りできるようになるので、標準レベルの大学に合格する力を付けることができます。
しかし、難関大学には少し不十分なので一対一対応の演習といった上位の問題集を挟むことをオススメします。
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青チャートはこんな人にオススメ
青チャートは以下のような人がおすすめです。
- 文系・理系問わず基礎を固めたい人
- 苦手な単元を集中的にやりたい人
- センター試験や標準レベルの大学を受験する人
青チャートは基礎固め~応用までもっていくことができるので、センター試験や標準レベルの大学を受験する人、難関大学受験者の次の問題集への橋渡しとしておすすめです。
また、3冊に分かれており、分野毎に問題が乗っているので、必要とする範囲だけ勉強することができ、自分の実力や時期によって調節することができます。
青チャートの効率的な勉強法

「青チャート」は基礎から応用まで網羅しているので様々な勉強法ができますが、僕が実際に行い成績が伸びた方法を紹介します!
例題を解き練習題に挑戦
基本的な流れは以下の通りです。
- 例題を解く
- 解説を読み解答プロセスの確認
- 練習問題
これは一般的な勉強法ですが、かなり効果的です。
例題がわからなかったら、章の始めにある基本事項見直して少し考えてみましょう。
それでも解けなかったら、どう言う考え方、プロセスが足りていなかったのかを解説で確認し、下の練習問題に挑みましょう。
間違えた問題を繰り返し復習
どの教科でも言える事ですが、間違えた問題は必ず繰り返し復習しましょう。
新しい見方や、考え方が多く出てきて、一度にすべてを理解するのは難しいです。
必ず間違えた問題はチェックしておき、あとで解き直せるようにしておきましょう!
センター試験対策としての青チャートの使う人へ
センター試験では基礎から標準レベルまでの問題が出るので、EXERCISEを解く必要はありません。
EXERCISEはほとんどが過去問から持ってきていて、難しいものが多いので、他の問題に時間を費やしたほうが効果は高いです。
青チャートの演習の次にやりたい参考書

「青チャート」が身につくとかなり基礎が身についていると思いますが、難関大学受験者や数学で高得点を取りたい人向けに次のレベルの問題集を紹介します。
一対一対応の演習(東京出版)
難関大学に頻出の問題が揃っており、青チャートと同じくらい王道の問題集。
一つの問題に対して、王道の解き方だけでなく様々なアプローチをすることができるようになります。
良問プラチカ(河合塾)
「青チャート」を終えてる人でも割と通用すると思います。
理系の数Ⅲは他に比べてはるかに難しくなるので、ⅠAⅡBをオススメします。
その他同レベルの演習書
上記以外の同レベルでおすすめの参考書をあげておきます。
- 標準問題精講
- やさしい理系数学(ちょいきつい)
この辺は青チャート後でも解けると思うのであとは好みで選んでみてください!
青チャートを実際に使った感想

僕も受験期は「青チャート」にお世話になりました。最初は基礎固めとして使っていましたが、上位の問題集に移った時にも辞典のように使っていました。
なので、受験生の皆さんも受験が終わるまできっと役に立つので、是非置いておくことをオススメします。
使い方次第で高見に行くことができる問題集なので、正しい勉強法で学んでください!