みなさんこんにちは。文系大学生のディーゴです。
今回の記事は大学受験におけるNG行動を僕の経験から紹介していきます。
あくまで僕の主観によるものなのでこれをやったからといって必ず落ちるというものではありません。
しかし、僕の周りの受験に失敗した人がこのような行動をしていたことが多かったのが事実なのでぜひ参考にしていただければと思います。
いろいろな参考書に手を出す

各教科複数の参考書を使おうとしている人は今すぐやめましょう。
理由は簡単で一つ一つの参考書が中途半端になるためです。
「これだけで大丈夫かな?」と不安になる気持ちは痛いほどわかりますが参考書は一つに絞るべきです。
各教科一つの参考書を完璧にしたら合格できる実力は必ず付きます。
ほかの参考書に浮気せず自分が一番だと思う参考書で勝負しましょう。
洋楽、洋画でリスニングの勉強

リスニングの勉強として洋楽や洋画を鑑賞している人は多いのではないでしょうか。
しかし、これはあまり意味がありません。
もともと趣味で洋楽や洋画を鑑賞していた人がその結果、リスニングが得意ということはあり得ます。
しかし、勉強として洋楽や洋画を鑑賞することは非常に非効率です。
洋楽や洋画は気軽にリスニングの勉強ができておすすめというひともいます。
しかし、好きでもない洋楽や洋画を鑑賞するぐらいなら同じ時間でしっかりとリスニングの勉強をしたほうが絶対に点数は上がります。
リスニングの勉強で洋楽や洋画を鑑賞することは時間の無駄であり、ただ勉強から逃げているだけです。
本当に点数を上げたいならしっかりとリスニングの勉強することをおすすめします。
リスニング対策の記事はこちら→大学受験英語のリスニング勉強法
現代文対策に読書

現代文の対策として読書を始めようとしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、これも非常に非効率で勉強方法としては無意味といっても過言ではありません。
洋楽と洋画の話にもあったように、もともと読書が趣味だという人が現代文が得意なことが多いのは事実ですし、それを否定するつもりはありません。
しかし、読解力を上げるために読書を始めるというのはこれも受験勉強から逃げているだけです。
好きでもない読書を「勉強よりはましだ」という理由で取り組んでも、勉強にもならないし読書本来の楽しさも味わうことができずただの時間の無駄です。
現代文の点数を上げるための最も良い方法は読解問題を解いてやり直しをしっかりすることです。
これから逃げていては志望校合格なんて夢のまた夢です。
勉強から逃げるのではなく、効率よく勉強して空いた時間で自分が最もリラックスできる方法で息抜きするほうが点数アップにもつながり、ストレスのない受験生活を送れます。
国語の対策はこちら→大学受験国語の勉強法
模試を解きっぱなしにする

模試や過去問のやり直しをすることは大切だとわかっているけど、解き終わった解放感から解きっぱなしにしてしまう人は多いと思います。
しかし、大切な勉強時間を模試や過去問演習にあてる意味をしっかりと考えてみましょう。
問題を解くという行為は今まで学んできた知識を実際に使う練習にはなります。しかし、新たな知識や考え方をそこから学ぶことはできません。
解き終わった後にやり直しをすることで今後の改善点を自覚でき、その後の勉強の効率が格段に上がります。
自分の得意不得意を模試を使って把握し、しっかりと解きなおしをすることで弱点のない受験生に近づくことができます。
模試の当日には絶対にやり直しをしましょう。
やり直しをするかしないかで合格できるかできないかが決まるといっても過言ではありません。
模試の復習の仕方については合格へ導く模試の復習法!復習のやり方やタイミングを詳しく解説の記事を参考にしてください。
勉強時間で競う

友人と勉強時間で競っている人や今日は〇時間勉強したから大丈夫と思っている人は要注意です。
もしも大学受験が勉強時間を競う試験だったら上の考え方が正しいといえますが残念ながら大学受験は点数を競う試験です。
すなわち、大学受験では勉強時間はそこまで重要ではなく、どれだけ学力が定着しているかが最も重要であることは分かると思います。
しかし、その本質を見落として勉強時間を重視した勉強をしている人が多いように感じます。
何時間勉強したのかではなく、その日に何ができるようになったのかがとても重要です。
この記事を見た人はこれから1日の勉強時間を決めるのではなく、その日に学ぶことを決めてそれを達成することを目標に勉強してみてください。
考え方を変えるだけで勉強の質、知識の定着度合いすべてが改善されます。
「時間よりも内容」ぜひこの考え方をもって受験勉強に臨んでみてください。
知識を完璧に入れてから問題演習

知識を完璧にしてから問題演習をしようと思っている人も要注意です。
知識を定着させることは受験勉強のおいてとても大切だということは間違いありません。
しかし、それに固執しすぎて演習を後回しにしていると問題を解く力が身につかず受験本番までに間に合わないということが起こってしまいます。
ある程度の知識が身についたら一度、問題演習をしてみましょう。
そこで身に着けた知識の使い方を身をもって学ぶことができます。
また、問題演習をすることによって知識が定着するという効果もあるため一石二鳥です。
学ぶだけでは必ず限界が来ます。学んだ知識を実際に使ってみることで本当の学力が身につくと思って恐れず問題演習に取り組んでいきましょう。
以上、大学受験のNG行動をまとめてみました。
この行動をしたからといって絶対に不合格になるわけではありません。
しかし、今回紹介した行動を回避するだけで効率よく勉強することができ、志望校に行ける確率もきっと上がるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。