「お願いを聞いてもらえる頼み方を知りたい」
「相手の印象に残せるワードセンスを身に着けたい」
と思っている人は多いのではないでしょうか。
今回はそんな願望をかなえてくれる一冊を紹介したいと思います。
それが佐々木圭一さんの
です。
日常生活からビジネスまで幅広く使える「伝え方の技術」をこの一冊で学ぶことができます。
言葉の力で人生を変えたいと思っている人必見です。
では見ていきましょう!
著者について紹介します

まずは著者の佐々木圭一さんについて紹介します。
・コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師
‣上智大学大学院を卒業
‣大学院卒業後、博報堂に入社。コピーライターとして配属される。
・もともと伝えることが得意ではなく、コピーライターという仕事に苦しんだが、ある問いに伝え方の技術を発見し人生が好転する。
・その後、国内外の多くのアワードに入選入賞
まさに日本を代表するコピーライターです。
「伝え方が9割」から学べる事
「伝え方が9割」から学べることは
- 「ノー」を「イエス」に変える技術
- 「強いコトバ」を作る技術
の二つです。
これらの技術はもともと伝えることが苦手だった著者が発見した技術であり、本書の中でもこれがきっかけで著者の人生が変わったとあります。
一流のコピーライターである著者の実体験をもとに書かれているのです。
これまで
「うまい伝え方は会話が特異な才能がある人だからできるんだ」
と思っていた人も、この本を読めば
「これまで才能だと思っていた伝え方が、実は学べるものだ」
ということが分かると思います。
あなたも伝え方の技術を学んで人生を変えたくはありませんか?
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①「ノー」を「イエス」に変える技術

あなたは何か頼みごとをするとき、伝え方を工夫して頼んでいるでしょうか?
もし、これまでお願いしたいことをそのまま伝えるだけだった人はとても損しています。
例えば締め切りが間に合わないレポートがあるとき
「レポートの提出、延期してください」
といっても、延長してくれないでしょう。もし延期してくれたとしてもあなたの評価は下がってしまいます。
しかし、同じ内容でもコトバ次第で結果を変えることができます。
「クオリティを上げたいので、粘ることできませんか?」
こう伝えるとどうでしょうか。
延期してもらえる可能性が確実に上がりますよね。
どちらも延期をお願いしている内容ですが伝わった印象は全くと言っていいほど異なります。
このように内容は同じでも伝え方を変えることで相手の答えを「ノー」から「イエス」に変えることが可能となるのです。
ではこの伝え方の工夫をするにはどうしたらよいのでしょうか?
「伝え方が9割」では
- ①自分の頭の中をそのままコトバにしない
- ②相手の頭の中を想像する
- ③相手のメリットと一致するお願いをつくる
以上3つのステップを踏むことで「ノー」を「イエス」に変えることができると紹介しています。
本書を読み、これまでのお願いの仕方を改めて「ノー」から「イエス」に結果を変えてみませんか?
②「強いコトバ」をつくる技術

「読んだ人が感動するコトバは才能のある人しか作れないものだ」
こう思っている人は多いと思います。
しかし、「伝え方が9割」では感動するコトバの作り方が紹介されています。
著者が十数年かけて発見した「強いコトバを作る過程」を学ぶことができるのです。
例えば
「記憶に残る選手」と「記録より、記憶に残る選手」では内容は同じなのに後者のほうが印象に残ります。
また、オバマ前大統領の就任演説での
「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」という言葉が「これは、あなたの勝利だ」に代わるとずいぶん印象が変わるのではないでしょうか。
これらの言葉は誰もが狙って作れるようなものではないと思っている人が多いと思います。
しかし、これらの言葉は共通のルールを持っており、「伝え方が9割」を読めばそのルールを学ぶことができます。
強いコトバを作る技術には
- サプライズ法
- ギャップ法
- 赤裸々法
- リピート法
- クライマックス法
の5つがあるのです。
本書でこれらを学び「相手を感動させるコトバ」をつくってみませんか?
実際の本
この記事で紹介した内容はほんの一部であり、伝えることに特化したコトバの作り方が凝縮された一冊となっています!
また、本を読む方法として音声で読書する「ながら読書」が話題になっています。
現在、無料体験のサービスをやっているので無料で「伝え方が9割」を読みたい人は下記事をチェックしてみてください!
最後に

今回は「伝え方が9割」の紹介をしました。
SNSやメール、実際の会話など伝え方を意識するタイミングは無数にあると思います。
伝え方を工夫し、1回1回の質を高めることで本当に人生が良い方向に変化していくのではないでしょうか。
そんな、人生においてとても重要な「伝え方の技術が」学べる良書だと思います。
気になった人はぜひ手に取ってみてください!